ハッピー・フライト／★

見るべきところなし

ハリウッド版スチュワーデス物語。
こちらは「のろまな亀」ではなく「貧乏な家生まれただけの頭脳明晰な美人」なのでサクセスストーリーというよりコメディでしょう。
グウィネス・パルトロゥ主演なのでものすごく期待したのに見るべきところが全くなく全然面白くない。これは完全に脚本家と監督のせいでしょう。グウィネスももう少し出演する作品を選んで欲しいものである。

ところが、この作品製作陣が凄い。製作総指揮がアラン・Ｃ・ブロンクィスト（「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」）、ロビー・ブレナー、エイミー・スロトニック（「セレンディピティ」）製作がマシュー・ベア、ボビー・コーエン（「ラウンダーズ」「ジャーヘッド」「奥さまは魔女」「ＳＡＹＵＲＩ」）、ブラッド・グレイ（「最終絶叫計画」「チャーリーとチョコレート工場」）とそうそうたる面々。
出演者もグウィネス・パルトロゥを筆頭にマイク・マイヤーズ、ロブ・ロウ、キャンディス・バーゲンなどを集め、女の子たちは露出度の高い衣装で楽しませてくれる。
これでつまらないのだから観終わった後にため息しか出なかった。