トッツィー
ダスティン・ホフマンの至芸
ダスティン・ホフマンの至芸とも言うべき女装と、それを支える名脇役たち、洒落たセリフと絶妙な間をとる演出。これで面白くないはずがない。
何度も見直すのは
- テリー・ガーが別れ話で切れる場面
- 実は男だったと生放送で告白する場面
わかっていても何度でも笑えるのはやはりすごい。ただ、欲を言えば吹き替えで見たかった。たしかTV放映時は小松政夫の吹き替えではなかったかと思うが、実にうまかった記憶がある。ぜひ次の版では吹き替えを収録して欲しい。
音楽はデイヴ・グルーシン。軽妙なスコアは実に見事で映画をさらに魅力的なものにすることに成功している。