サニー 永遠の仲間たち(2011)/★★★★☆

突っ込んで、笑って泣いて
サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション Blu-ray
水道橋博士ゲキ推しの本作。
ハードルが上がりすぎてガッカりするのも嫌だなと思いながらビクビクしながら観賞しました。
いやー!映画館で観たら危なかった。観ていても思わず「そこかい!」と突っ込んだり、爆笑したり、ボロボロ泣いちゃったりで大騒ぎ。大顰蹙を買うところでした。
もうそれくらい入り込んでしまいました。素晴らしい。


大好物の韓国コメディにお約束の難病物と懐かしい音楽が上積みされ、さらに過去と現在が交錯する画面構成とその巧みな手腕を見せられて完全に持ってかれちゃいました。
色々な出来事がちゃんと繋がっている脚本がいいし、機動隊との衝突やアラフォーのドロップキック炸裂も楽しい。
ただのコメディかと思ったら、意外とシビアな話も出てきたりして、それなりの重みもあったりする。
さらに、ビデオレターや遺言の場面のようにベタだけど、やっぱり涙腺が刺激されるシーンもあって観終わった後の満足感が半端ないです。


私的には満点をつけたいところですが、子役と女優さんがうまく結びつかなくて、あれ?誰の大人版だっけ?と戸惑ってしまった点と、やっぱり最後は7人で踊ってほしかった(それくらい入れ込んでいるわけですが)点を踏まえて☆1つ減点としました。


ただ見た後の多幸感は半端ないぐらい。とにかく楽しい映画でした。