ハンナ(2011)/★★★★

良い所とだめな所が混在
ハンナ [Blu-ray]
「元CIA工作員の父親によって殺人マシーンとして育てられた16歳の少女の復讐譚」と聞けば大好物の題材ですが、すごく良い所と全然だめな部分が混在している印象でした。
人によって随分と評価が分かれるのではないでしょうか?
良いと思ったところ

  1. 「ボーンシリーズ」を思わせるヨーロッパアクション
  2. スタイリッシュな映像
  3. 1シーン1カットの長回し
  4. 最後まで緊張感が持続
  5. 夢に出てきそうなケイト・ブランシェットの怪演

とくにケイト・ブランシェットは一見の価値があると思います。


逆にダメだと思うところ

  1. スタイリッシュすぎて、ストーリーがまとまっていない所
  2. これだけ萌え要素がありながら、不思議とカタルシスを感じない(感じさせない)作り

なので、意外と全体的な満足感は低かったりします。
なんでだろう?不思議ダナー。