カールじいさんの空飛ぶ家(2009)/★★★

ノイズが多すぎて楽しめません
カールじいさんの空飛ぶ家/ブルーレイ(本編DVD付) [Blu-ray]
「序盤の10分は神」だの「感動しすぎて最後まで見れない」だの「最初から号泣」だの「最初の10分は涙腺崩壊」だの
さらには
「宮崎 駿の後継者を探してきたが、実はピクサーにいた(鈴木プロデューサ)」だのと
(少なくとも序盤の10分は)大絶賛の嵐。その反面
水道橋博士は本作のストーリー等がレイ・ハリーハウゼンの『SF巨大生物の島』と酷似していると指摘した」

比較された方の記事
■マジシャン西亮一の「ほとんど映画日記」
http://d.hatena.ne.jp/westsite/20100109/p1

と、なにかと毀誉褒貶の多い本作。劇場に行きそびれたのでBDにて購入。家族で鑑賞しました。


しかし、
期待しすぎたせいか最初の10分で泣けず、
TV画面で見たため3D効果も美しい景色も堪能できず、
「この人が悪者じゃね?」と言っていた息子1(中1)の読みも的中するほどの予定調和ぶりで、
クライマックスのじいさんの変貌ぶりにがっかりし、
と、さんざんな結果に。


やっぱ、無理にでも家族を連れて映画館に行けばよかったと激しく後悔しております。
でも、年末の映画館は「ウルトラマン」「仮面ライダー」とすでに前売り購入済みで、さらに前後に「THIS IS IT」と「アバター」という一人鑑賞枠も使ってしまった身の上としては、説得する材料がない。
ジブリピクサーはいつも迷います。


ちなみに息子2(小2)はゲラゲラ笑っていたので、子供向けとしては成功したのかなと。

ただね、上の記事を見る限りオマージュというよりパクリだと。少なくともインスパイアされた事はアピールすべきだったんじゃないかなと。
ハリーハウゼンに失礼な気がして。気持ちが悪いです。
時間を置いて冷静になってまた観たいと思います。


今夏も「トイ・ストーリー3」と「借りぐらしのアリエッティ」が控えているのですが、「トイ・ストーリー」シリーズは好きじゃないし、ジブリの「耳をすませば」系統も苦手なので、やはりお家鑑賞になりそうな予感がします。
いや、四の五の言わずに行けばいいのですが。