スモーキング・ハイ(2008)/★★★

古くて新しい脱力アクション
スモーキング・ハイ [DVD]
ジャド・アパトー印の"脱力アクション"。
ハッパ(マリファナ)中毒で召喚状配達人という日本人にはおおよそ縁のない主人公で、しかもカノジョは女子高生。
ひょんな事から(というかお約束の殺人現場を目撃)した事からヤクの売人と2人で組織におわれる破目になるというお話。
ジャド・アパトー=セス・ローゲンのコンビなのでタダのアクションにならず、以外としっかり作ってるし、アクションとしてもなかなか。
主人公達が終始ハイになっているので、どーでもいいようなことをだらだら話していたり、殺し屋に追われて部屋の中をメチャメチャにしたりと、やることなすことしまらない。
この落差が魅力と感じるかどうかが評価の分かれ目だと思うが、こちらはハイになったことがないので今ひとつピンと来ず。
とても「スパイダーマン」の敵役と同一人物と思えないくらいのボンクラぶりをみせるジェームズ・フランコがよかった。

70年代のB級作品にこの手の”脱力アクション物”っていっぱいあったような気がする。