サイダーハウス・ルール(1999)／★★★★★

リンゴ農園の規則より自分の規則

大好きな作品で時々無性に見たくなります。
今回見直して気がついたのは、周りの人が決めた規則に縛られることなく、自分が信じた道を進めばよいというメッセージ。
白人が決めたリンゴ農園の規則。字が読めずにずっと気になっていたがわかってしまえばどうってことはない。ホーマーも「堕胎」というものに反対し、父ともいうべき孤児院の院長から遠ざかっていたが、自分のなすべきことに気がついて、孤児院へ戻っていく。（ホーマーがサイダーハウス・ルールを燃やすのは、堕胎禁止というルールへの決別を表している）

これを見た時はまさかここまでブレークするとは思いませんでしたが、この役はホントはまり役だと思います。
関係ないけれど、「キングコング」というと必ずこの映画を思い出します。