マトリックス　リローデッド／★★★★

何度も見たくなるのはやはりこれ！

先日レボリューションズがTV放送されているのを見て、こうして３作品を並べてみるとこれが一番面白かったと思いませんか？

もちろん、１作目の凄さはあるのですが、これ以降マネされつくした感もあり、それよりは１００人スミスや高速道路のカーチェイスの方がまた観たいと思わせられます。
結局３作目で広げた風呂敷が畳み切れなかった（というより、畳む気もなかった）ところを見ると、複線だオチだと言う前に純粋にビジュアルを楽しむシリーズだったわけです。

本DVDで初めてメイキングを見ましたが、それ自身が作品になっていて、他のメイキングよりすっとクオリティが高いのに感心しました。これは、きちんとメイキング班がついて作っている証拠でもありますし、アニメ、ゲームなどメディアミックスを意識した作品ならではだと思います。

この後の出演者を見ると

キアヌ・リーヴス：「コンスタンティン」「スキャナー・ダークリー」「イルマーレ」と本作からの脱皮を図っていますが、やはりネオから抜け出せない状態。
キャリー＝アン・モス：出演作もほとんどなく、あまりぱっとしません。
ヒューゴ・ウィーヴィング：「Ｖフォー・ヴェンデッタ」でウォシャウスキー作品に再出演。
ジェイダ・ピンケット＝スミス（モーフィアスの元カノ）：自身の出演（「コラテラル」）より、ダンナ（ウイル・スミス）と息子がブレーク中。
ランベール・ウィルソン（気障なフランス人）：「サハラ　死の砂漠を脱出せよ」「キャットウーマン」ｊと下降気味。
モニカ・ベルッチ：「パッション」「ブラザーズ・グリム」と順当だが、本作の効果ではなさそう。

とイマイチ本作主演のメリットがないのに対して、唯一オラクルのボディーガード役のコリン・チョウが「ＳＰＩＲＩＴ」「ＤＯＡ／デッド・オア・アライブ」で気を吐いています。
（でも元々ジェット・リーがオファーされていたというのは、下の記事で知りました）

多分次世代ＤＶＤでも話題にになるであろう本作。これまではこのＤＶＤで何度も楽しみましょ。

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ところで、最近モーフィアスをよく見るなーと思ったら、「M:I:III」「アサルト１３　要塞警察」と立て続けに見てました。あははっ。