blog開設2周年。今年のまとめ

blog開設1周年でまとめをしたので、今年もやります。
TV 80(92)
DVD 62(105)
RENTAL 34(11)
劇場 2(3)
※カッコ内は昨年の数字
この1年間に紹介した映画はちょうど178本。昨年の200本よりは落ちましたが、レンタル中心になった分だけ、新し目の作品が増えています。
一応ベスト10をつけますが、あくまでも「私が2005年度見た映画のベスト10」にしかならないので、順位は意味がありません。
■劇場

  1. チキン・リトル
  2. ロボッツ

説教くさい分ロボッツが下ですが、ダメ具合ではどちらも甲乙つけがたい出来。
その他「キングコング」が劇場で観られなかったのはつくづく残念。定番の「クレヨンしんちゃん」は怖いとの評判でやめ、「アイスエイジ2」も諸般の事情により見送りました(泣)
■TV
5つ星が6本。4つ星が21本、(ちなみに1つ星も9本)ありました。
それでは順位を

  1. シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛
  2. マーサの幸せレシピ
  3. 800万の死にざま
  4. アサシン
  5. マレーナ
  6. ヒーロー/靴をなくした天使
  7. ジョー・ブラックをよろしく
  8. イン・ザ・ベッドルーム
  9. ヤング・マスター/師弟出馬
  10. トゥルー・ロマンス
  11. 誰にでも秘密がある

1位の「シンデレラ・リバティー」は泣けました。吹き替えの羽間道夫(スタローンの声ですね)も良かったです。2位の「マーサの幸せレシピ」はタイトルは甘いですが本編は意外とシリアス。孤独で意固地な天才シェフのマーサが幸せをつかむまでの物語です。3位は「800万の死にざま」。ハル・アシュビー監督の作品です。今年はハル・アシュビー作品に出会えたのが最大の収穫でした。4位の「アサシン」は「ニキータ」のリメイクですが、ブリジット・フォンダがよかった。5位の「マレーナ」はモニカ・ベルッチの熱演と全体的に寓話めいた雰囲気がよかったです。でも何度も見る気にはならないですね。6位の「ヒーロー/靴をなくした天使」は実は人の良いスリが飛行機事故にで人助けのついでに財布を頂いたことからおきる人違い騒動。なかなかの佳作です。7位の「ジョー・ブラックをよろしく」は死神のブラッドピットがお迎えにきたまま人間に惚れる話。長いのが玉にキズですが。8位の「イン・ザ・ベッドルーム」は息子をなくした両親の葛藤のドラマ。あのラストは私的にはアリです。9位はなつかしの「ヤング・マスター/師弟出馬」。久しぶりに見てジャッキーの凄さを思い出しました。10位の「トゥルー・ロマンス」はオタクなセリフとド派手なアクションがマッチしていました。
なお、次点は「誰にでも秘密がある」お気に入りの一本になりました。

■DVD
5つ星が12本。4つ星が19本、(ちなみに1つ星も2本)ありました。
購入者としてはコストパフォーマンスも含めて評価したいところです。

  1. スティック・リバー
  2. キャスト・アウェイ
  3. ショーン・オブ・ザ・デッド
  4. アラビアのロレンス
  5. Ray/レイ
  6. キングコング(33)
  7. TAXI NY
  8. アメリカン・ビューティー
  9. 黄昏
  10. ロンゲスト・ヤード

1位の「スティック・リバー」は作品の完成度の高さもですが、コメンタリの質の高さも高得点。ケヴィン・ベーコンティム・ロビンスが本音で語り合うコメンタリは必聴です。2位の「キャスト・アウェイ」も実はCGで描く孤島物というテーマをコメンタリで初めて知りました。さすがロバート・ゼメキスあなどれません。3位の「ショーン・オブ・ザ・デッド」は小品ですが、秀逸なアイデアと丁寧な作りが印象的でした。4位の「アラビアのロレンス」はまさか自分が所有できるとは思ってもいなかったので大感激。でもよほどのことがないと見ないでしょう。5位の「Ray/レイ」は公開から間もないのにキャンペーンで売り出されました。こうした秀作はぜひ低価格で多くの人に見てほしいです。6位の「キングコング(33)」は激安かつ白黒なのに子供たちが大喜びしてみていたので、ランクイン。サイダーハウス・ルールでも印象的でした。7位の「TAXI NY」は意外な拾い物でした。どうせなら次回作の「ファンタクステック・フォー」も低価格でお願いしたいところです。8位の「アメリカン・ビューティー」。サム・メンデス監督はこの後も独特の作品でキャリアを積んでいます。9位の「黄昏」は改めて名作だと思いました。DVDは旧作を見直すことができるのがうれしいですね。10位の「ロンゲスト・ヤード」はDVDとしては画質は悪いし、音もモノラルと寂しい限りですが、作品は一級です。
なお、次点として「ガタカ」「コラテラル」を挙げておきます。
なお、bestコメンタリとして「恋愛小説家」。コメンタリで現場の不満が一気に噴出し、その意味でも興味深い1枚になりました。

■RENTAL
5つ星が11本。4つ星が10本、(ちなみに1つ星も2本)ありました。
最新作でも観ることができるのがうれしいですね。

  1. あなたのために
  2. アビエイター
  3. エターナル・サンシャイン
  4. ラソン
  5. 浮き雲
  6. オールドボーイ
  7. ザ・エージェント
  8. 50回目のファースト・キス
  9. おばあちゃんの家
  10. 彼女を信じないでください
  11. ティム・バートンのコープスブライド

1位の「あなたのために」は私の好きなJ・アーヴィング作品のようなテイスト。期待していなかっただけに思わぬ拾い物でした。2位の「アビエイター」は粗はありますが堂々たる大作。貫録勝ちです。3位の「エターナル・サンシャイン」は構成の勝利。脱帽です。4位の「マラソン」は判っていても感動します。5位の「浮き雲」はカウリスマキ作品。自分でもどうしていいのか説明できません。6位の「オールドボーイ」はあれだけグロテスクでありながら不快感がない。すごい事だと思います。7位の「ザ・エージェント」はラスト20分泣きっぱなし。憎らしいほどのうまさでした。8位の「50回目のファースト・キス」は嫌味のないラブコメ。記憶障害というのも旬の題材です。、9位の「彼女を信じないでください」はTVドラマ並みの予算ですが、ゲラゲラ笑いました。恐るべし韓流、10位の「ティム・バートンのコープスブライド
はその技術に高さと人形の造形が素晴らしい。

なお、上の順位はブログにUPしたもの選別しましたが、まだUPしていないものを含めると順位が変わってきます。そのうち気が向いたら書きます。

■キャンペーン
FOXの70周年キャンペーンの終了とMGM作品のソニーへの委譲により、これまで価格を牽引してきたFOXが失速し、代わりにソニーの半額半蔵が大量に放出されました。
また、これまで静観していたパラマウントが積極的にキャンペーンを始めたのも印象深い出来事です。

結果的にキャンペーン価格は値上がりし、各社一律1,500円で安定しています。
その中でも

  1. UNIVERSAL 期間限定980円キャンペーン

は「ブリジット・ジョーンズの日記」「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」を含む名作秀作52本を年末にリリースしたのは高ポイント。今年のキャンペーン大賞を差し上げます。

■DVDレンタル
魅力的なキャンペーンが少なくなったので、今年からDVDレンタルを使い始めました。
最初はDISCASを使っていたのですすが、在庫の少なさと月8枚の制限に嫌気がさして、翌月には「ぽすれん」に乗り換え。ぽすれんも4月のリニューアルトラブルでせっかくつけた順位が全部消滅した以外は不満はありません。2006年はレンタル中心になる予定です。
使い始めて気がついたのですが、新作を引き当てるコツというようなものがあり、それを飲み込むと新作でも比較的早く見ることができます。(ぽすれんの引き当て競争を私は「ぽすれんダンス」と呼んでいます。)

    • -

飽きっぽい私が2年も続けることが出来たことは自分でも驚きです。来年も締めくくることが出来るでしょうか?。この1年見ていただいた方に感謝です。