三十四丁目の奇蹟(47)/★★

リメイクの方が上だと思う。
三十四丁目の奇蹟 [DVD]
TV放送のリメイク版がうまく録れていなかったので、どうしても観たくてYahoo!会員になってしまいました(Yahoo!プレミアム会員でないと観る事ができなかったので)
で、正直言うとリメイクの方がいいと思った。そもそもアイデア勝負なので最初に作った方が勝ちだとは思うし、私が最初に見たのがリメイクだったからだとはわかっているが、裁判の決着方法もラストの落ちもリメイクの方がひねりが効いていると思う。
ただ話自体はどちらも同じで、自分をサンタクロースだという男が裁判になり世論を味方につけて、最後にあんたはサンタだぜ!イェーイ!みたいな話で、オリジナルでもつい感動してしまいました。ぐっすん。
ちなみに日本で自分が神だ仏だといっても裁判にはならないだろう。なんといっても八百万の国(神道)だし、諸行無常諸法無我(すべては幻で自己は存在しない)(仏教)だもんね。こんな宗教裁判みたいな映画はいかにもキリスト教圏らしい。

なお、タイトルが「三十四丁目の奇蹟(47)」「34丁目の奇跡(97)」(「きせき」の漢字も違う)と微妙に違っているのがややこしい。

実は我が家はドリス家と一緒で「サンタはいない」ことになっている。このメリットは一緒におもちゃ屋さんでおもちゃを選べることで、今日は一緒にプレゼントの買出しに行ってきたです。
親は楽なんだんけど正直子供にはちと申し訳ない気もしている。スマン。<12/26加筆>
よくよく考えるとオリジナルとリメイクでストーリーは同じでも設定は逆だと気がついた。オリジナルでは「サンタと言い張る老人」リメイクでは「誰にも信じてもらえないサンタ」。で私は話としては後者の方が好きだということです。