さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち/★★★

続編とはこうゆうもの。宮川泰の交響楽が素晴らしい
さらば宇宙戦艦ヤマト?愛の戦士たち?【劇場版】 [DVD]
ヤマトを見て育った世界なので客観的に見ることは出来ないが、古さは感じるものの、話の展開はよく出来ていると思う。

  • 出航シーンに工夫がある(今回は海から出航する)
  • 今回は反逆者扱い(でもヒーローになる)
  • 新しいキャラクタが加わった
  • 恋人から婚約者に話が進展している(つまり話が繋がっている)
  • 前回の敵が今回は味方になる
  • どんでん返しがうまい(一度観るとくどく感じるが)

要は「ヤマト」という作品の魅力を知り尽くした人が続編を作っていると思う。

これらの工夫はヤマトに限らずどの映画でも通用するものだ。実際ロッキー3でアポロが味方になるとなるほどと思わされたものだ。

というかこの映画で続編とはこうゆうものと刷り込まれたのかな?

また劇中の音楽(宮川泰)がとてもよく、なにげないシーンでも盛り上がる。(音楽が流れるシーンだけは息子達が食い入るように見てました)
ただし交響楽の一部分だけ流すような使い方なので、CD(当時はLPでしたな)が聞きたくなりますな。