ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密／★★★

いい作品なのは認めるが。

サンドラ・ブロック、アシュレイ・ジャッド、エレン・バースティン、マギー・スミスとそうそうたる女優陣の豪華共演と、母と娘、その友人たちのドラマを過去と現在に行き来しながら描く。
サンドラ・ブロックやエレン・バースティンもいいがやはりアシュレイ・ジャッドが光っていると思う。
狙いはわかるし、読んだことはないが忠実に映像化されているであろう事は容易に想像できるが、母娘（おやこ）のいさかいの始まりが唐突な感じがすることと、友人たちの友情がただのノリだけでないドラマが欲しかった気がする。（スタンドバイ・ミーのようにとまでは言わないが、お互いを助け合った出来事が１つでもあれば、見るほうもリキが入るというものだ）
ただファン（特に女性の）は多いだろうなと感じた。
わがままな母と娘といえば「愛と追憶の日々」という名作もあるので、比較してみたい。

この作品のサンドラ・ブロックは実にあっていると思う。サンドラ・ブロックもトム・クルーズと一緒で大根といわれながら着実にキャリアを積んでおり、自身のプロデュース作と本作や「クラッシュ」のような作品に出演しているのは見事だと思う。