デアデビル/★★

脚本がひどすぎる
デアデビル [DVD]
ベン・アフレック主演のアメコミ物。昼間は盲目の弁護士、夜は勧善懲悪のヒーロー。ただし超人ではなくあくまでも生身の人間というのが設定で、座頭市スパイダーマン(雰囲気はX−メン)と感じ。
盲目の弁護士とか武術に長けた女剣士とか手裏剣使いの名手とか面白そうな設定がたくさんあるのに、いまいち生きてこないのは見せる工夫がまったくないからだろう。もっと盲目であることを逆手に取った見せ場がほしかった。CGで表現するのも悪くはないが、見ていて感動はしない。

ベン・アフレックの盲目ぶりは悪くないし、コリン・ファレルのなり切りぶりも楽しい。それにも増してうれしいのはジェニファー・ガーナーの存在。よく見るとジュリアロバーツにも似ている。VFXも今風で悪くないのだが、如何せん話が悪すぎてぜんぜん乗れなかった。