耳に残るは君の歌声
意外と難解。カルトな人気がありそうだ。
メロドラマかと思ったら意外と難解な映画だった。
幾つか気になった点を上げるとすれば
- 「馬」「歌」などのテーマが随所に出てくる。これは何かのメタファーなのだろう。
- 悲惨なシーンや感動的なシーンをフェードアウトで流している。これが結構効果的に使われている。
- 主演者達(クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット)が良い。
- ロシア、ロンドン、パリと舞台は変わっていくが、メインはパリの青春時代。悲惨な少女時代は屈折した青春時代とJデップとの恋愛物語を引き立てるための装置でしかない。
正直見ていて入り込めなかったが、なにかと気になる作品ではある。