ダーティハリー２／★★★★

前作とは正反対に立ったハリー。結構面白い

７０年代の金字塔作品の第２弾。前回は「ミランダ法（犯罪者の人権を守る法）」に立ち向かったハリーが今回は「悪法でも法、それを守るのが役目」と言い切る。１作目で犯人に暴行したハリーが２作目では悪人達に天誅を下す犯人を排除していく。１作目とは反対側に立ったハリーはこの後どこに行くのか。

脚本は前作に引き続いて硬派ジョン・ミリアスとマイケル・チミノ。監督はテッド・ポスト（「奴らを高く吊るせ！」「続・猿の惑」）。アクションの見せ方は悪くない。ハリーとことごとく対立する上司としてハル・ホルブルック（「カプリコン・１」）が扮しておりいい味を出している。