レニー・ゼルウィガー自らを語る

レニー・ゼルウィガーって決して美人でもないし才能があるようにも見えないのになぜこれほどもてはやされるのか謎だったが、これを見て認識を改めた。
感じたことは1つは頭がいいこと、もう1つは真摯であることだ。
頭が良いというのは、脚本を読んで役をじっくり選ぶこと、自分自身を冷静に見ていることだ。
真摯というのは、演じる前にセリフの1つ1つを吟味し掘り下げ全体の中での位置づけをつねに意識することと「自分らしさ」にこだわることだ。

自信なさげにささやくような声で語る彼女は、見かけとは違って謙虚で虚飾を嫌い常に自分らしさとは何かを問いかけ続けている姿を垣間見ることが出来る。

見ていて、彼女の出演作は1本も見た事がないことに気が付いた。チャンスがあれば、「ザ・エージェント」「ベティ・サイズモア」「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」あたりが見てみたい。