LOOPER/ルーパー(2012)/★★★☆
その設定が飲み込みずらい
「未来は殺人が許されないので過去に送り込んで殺す」という物語の一番最初(かつ根本)の設定がどうにも引っかかって楽しめませんでした。
畑に敷かれたシートの上に突然現れた男を殺すというビジュアルはヨカッタだけに、もう少し納得できる説明が欲しかった。
ただ、これだけ複雑な筋なのに、観る側になんとなく理解させる手腕は凄いと思います。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットのにやけた顔はどこか「タクシードライバー」のトラビスに通じるものがあってすごく良かった。堺 雅人と合わせて二大「にやけ俳優」として憶えておきます。
2044年と言う設定が絶妙でほぼ現代と同じだけれど、どこか違う感じが出ています。