ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011)/★★★☆

正しい映画
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
すごく真面目だし見ごたえもあるけど、この映画の持っている「正しさ」のようなものが気になる。
「良い映画」というより「正しい映画」という感じ。
(最後の明かされるサンドラ・ブロックの"実は"話は、さすがにないだろうと思うが)


主演のトーマス・ホーン(オスカー)は、アスペルガー症候群という役柄で小生意気だけどすごくストレートな感じが伝わってきたが、何といってもマックス・フォン・シドーが圧巻。メリン神父だし。
オスカー受賞式での老人対決も記憶に新しいが、この人が出てくると映画がぐっと締まった感じがした。


なお、この「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」というタイトルの意味は、いまいちわからないけど好きだな。