17歳の肖像(2009)/★★★★

キャリー・マリガンに満足
17歳の肖像 コレクターズ・エディション [DVD]
苦手なタイプの映画でしたが、21世紀のヘップバーンが見たくて観賞しました。

しゃれたオープニングの割に序盤はノれず、しかし比較的早い段階で男の正体が判ってからはダークサイドに落ちていく主人公にハラハラしっぱなしで、それでも最後はなんとかなるかと思いきや最悪の事態に。
ただし、そこからのがんばりと最後のセリフで救われました。
「心の底から演技した」というのは女性でないと言えないセリフですな。

よく見ると下世話なお話ではありますが、主演のキャリー・マリガンを見ているだけで満足であります。(とくにパリのシーンでの美しさといったら)
ピーター・サースガードもさーすがー(ど)といった感じで、「本当に悪いやつは見た目がめちゃいいやつ」を体現しておりました。

こういった経験をも乗り越えていく、女性特有のたくましさを感じます。