アイアンマン2(2010)/★★★

ダメダメパターンでした。
アイアンマン2 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
前作も手放しで褒められるものではなかったけれど、コツコツとリアクターやスーツを作るプロセスが楽しくてお気に入りになった作品の続編なので、期待半分あきらめ半分で観たのですが悪い予感が的中してしまいました。
舞台立てだけは派手にやっているのに、エピソードが全然繋がってないし父親からのメッセージで気がつくみたいな甘アマな展開にもがっかり。
同じく続編で見せ場ばかり多くなって全然面白くなくなった「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」みたいな感じだなぁと思ったらなんと脚本のジャスティン・セローは出演者でした。


唯一よかったのがミッキー・ローク。出てくるだけで迫力があります。「レスラー」だけでない本格的な復活に安堵しました。


ちなみに続編でパワーアップするのは常道だとしても、やはり必殺技(マシン)を開発するプロセスをじっくり見たい。さらにもっと強大なバックが付いて欲しい(サム・ロックウェルは軽すぎる!)。
たとえば今度の敵は中国とかインドとかの新興国の企業で、スーツを盗み出して真似をする。さらに禁断の技(核とか)を使ってアイアンマンが敗北する。
失意のトニー・スタークに教えを与える人物が登場(サミュエル・L・ジャクソンではなく)。で、新しい技を開発(ここをじっくり見せて欲しい)。
そう考えると大筋では合っているのだけれど、"父親"だの"アベンジャーズ"だのは絡めて欲しくないんです。


でも好きだから3ができるといいなと思います。