blog開設3周年記念(1) 2006年度劇場公開作品ベストテン
本blogを開設して早3年。飽きっぽい私がよく続いたなぁと。今年もやりますベストテン!。
今年は3周年記念ということで、複数回に渡って"しつこく"ベストテンを発表。まあ自分へのお祝いということで。
■2006年度公開作品ベストテン
よく年末に極私的ベストテンを見かけるのですが、私のようにレンタル中心となると、その半年後ぐらいでだいたい出揃います。そこでまず2006年劇場公開作のベストテンから。
この1年に観た2006年公開作品は51本でした。
順位 | タイトル(クリックで感想) | 公開年 | 監督 | 出演 | 評価 | 感想 | amazon |
1 | トランスアメリカ | 2006 | ダンカン・タッカー | フェリシティ・ハフマン | ★★★★★ | フェリシティ・ハフマンのなりきりぶり。ブラックなのに暖かい | |
2 | 嫌われ松子の一生 | 2006 | 中島哲也 | 中谷美紀 | ★★★★★ | ものすごい不幸をものすごく明るく語る。その試みに拍手! | |
3 | プルートで朝食を | 2006 | ニール・ジョーダン | キリアン・マーフィ | ★★★★★ | キリアン・マーフィの"美しさ"と「風のささやき」にやられました | |
4 | ナイロビの蜂 | 2006 | フェルナンド・メイレレス | レイフ・ファインズ, レイチェル・ワイズ, | ★★★★ | レイフ・ファインズの凄さ | |
5 | トゥモロー・ワールド | 2006 | アルフォンソ・キュアロン | クライヴ・オーウェン, ジュリアン・ムーア, | ★★★★★ | 思い切り感情移入した。物語あっての技術。 | |
6 | 2番目のキス | 2006 | ボビー・ファレリー,ピーター・ファレリー | ドリュー・バリモア,ジミー・ファロン | ★★★★★ | セリフの上手さにため息 | |
7 | 父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙 | 2006 | クリント・イーストウッド | ライアン・フィリップ,ジェシー・ブラッドフォード,アダム・ビーチ,渡辺謙,二宮和也 | ★★★★★ | この大作を作り上げたイーストウッドに脱帽。 | |
8 | M:i:III | 2006 | J・J・エイブラムス | トム・クルーズ | ★★★★☆ | 「トゥルー・ライズ」へのオマージュとして楽しめました | |
9 | 時をかける少女(2006) | 2006 | 細田守 | 仲里依紗,石田卓也,板倉光隆 | ★★★★★ | 楽しくて爽やか。奇跡のような作品。 | |
10 | ホテル・ルワンダ | 2006 | テリー・ジョージ | ドン・チードル | ★★★★★ | アフリカの悲劇。ドン・チードルの演技力に感嘆。 |
※リストの形式はまどぎわ通信さんを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
見事に偏ってます(笑)。
2006年の傾向として「トランスアメリカ」や「ブロークバック・マウンテン」のようなジェンダー物や「ナイロビの蜂」や「ホテル・ルワンダ」などのアフリカ物が目に付きました。
アフリカ物は「ブラッド・ダイヤモンド」など2007にも続いています。
邦画では「嫌われ松子の一生」がダントツ。洋画と比べても引けはとらないと思います。また「時をかける少女」はノーマークだったのですが、観たらいっぺんに気に入りました。
なお、残念ながら「隠された記憶」「グッドナイト&グッドラック」「カポーティ」「ナチョ・リブレ 覆面の神様」「春が来れば」「プライドと偏見」「ジャーヘッド」「X−MEN:ファイナル ディシジョン」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」「ナルニア国物語」「キング・コング」「イカとクジラ」
などが間に合いませんでした。これらを観ていれば順位は変わったのでしょうか?
■10位以下の作品。(※タイトルクリックで感想に飛びます)
- ブロークバック・マウンテン★★★★・・・ひたすら切ない物語
- プラダを着た悪魔★★★★・・・豪華な衣装とアン・ハサウエイのキュートさ
- ユナイテッド93★★★★☆・・・硬派な仮想ドキュメンタリ。
- かもめ食堂★★★★・・・ゆったりとしたテンポが気持ちいい
- カーズ★★★★★・・・ラセターはやっぱり上手い。
- ヒストリー・オブ・バイオレンス★★★★☆・・・モーテンセンがよかった
- ミュンヘン★★★★・・・ホテル爆発のシーンが印象的
- マッチポイント★★★★・・・スカーレット・ヨハンソンの色気
- もしも昨日が選べたら★★★★・・・アイデアの勝利
- 麦の穂をゆらす風★★★★・・・こんな戦争物みたことない。
参考
■過去の開設記念
明日は2005年以前の公開作品ベストテン。お楽しみに。