マイ・ボディガード/★★★★

絶対自爆すると思ってましたが・・・
マイ・ボディガード 通常版 [DVD]
メキシコの「何でもアリ」な雰囲気がこのドラマに緊張感とリアリティを持たせています。最後に感謝の言葉も出てくるので、よくメキシコ市が協力したなと驚きました。
デンゼル・ワシントンダコタ・ファニングとも素晴らしく、前半はダコタ、後半はデンゼルと見所満載。あと、お母さんのラダ・ミッチェルって「フォーン・ブース」の奥さんですか。ちょっと私好みでした。

目がチカチカするようなトニー・スコットの過剰演出も楽しめましたが、ブライアン・ヘルゲランドのただのアクションに終わらせない脚本や、音楽のハリー・グレッグソン=ウィリアムズの燃えるスコアも秀逸。さすがトニー・スコット作品です。

意外だったのは、ボスがもっと大物だと思っていたのと、最後は「例の爆弾」を自分に仕込み、敵のボスもろとも自爆するぜ!と思っていたのに終わっちゃいました。残念。

気になったので、トニースコット作品の脚本家を調べました。意外?と良い脚本家と組んでいることと、2度は同じ脚本家を使わないことなどがわかりました。