マイ・ボディガード/★★★★
絶対自爆すると思ってましたが・・・
メキシコの「何でもアリ」な雰囲気がこのドラマに緊張感とリアリティを持たせています。最後に感謝の言葉も出てくるので、よくメキシコ市が協力したなと驚きました。
デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニングとも素晴らしく、前半はダコタ、後半はデンゼルと見所満載。あと、お母さんのラダ・ミッチェルって「フォーン・ブース」の奥さんですか。ちょっと私好みでした。
目がチカチカするようなトニー・スコットの過剰演出も楽しめましたが、ブライアン・ヘルゲランドのただのアクションに終わらせない脚本や、音楽のハリー・グレッグソン=ウィリアムズの燃えるスコアも秀逸。さすがトニー・スコット作品です。
意外だったのは、ボスがもっと大物だと思っていたのと、最後は「例の爆弾」を自分に仕込み、敵のボスもろとも自爆するぜ!と思っていたのに終わっちゃいました。残念。
気になったので、トニースコット作品の脚本家を調べました。意外?と良い脚本家と組んでいることと、2度は同じ脚本家を使わないことなどがわかりました。
- ドミノ
- マイ・ボディガード
- 脚本:ブライアン・ヘルゲランド(「ミスティック・リバー」「ボーン・スプレマシー」)
- スパイ・ゲーム
- 脚本:マイケル・フロスト・ベックナー(「山猫は眠らない」)
- エネミー・オブ・アメリカ
- 脚本:デヴィッド・マルコーニ (「ハーヴェスト(」)
- ザ・ファン
- 脚本:フォエフ・サットン(「くちづけはタンゴの後で」)
- クリムゾン・タイド
- 脚本:マイケル・シファー(「カラーズ/天使の消えた街」「ピースメーカー」「サハラに舞う羽根」)
- トゥルー・ロマンス
- 脚本:クエンティン・タランティーノ (「レザボアドッグス」「パルプ・フィクション」)
- ラスト・ボーイスカウト
- デイズ・オブ・サンダー
- リベンジ
- 脚本:ジム・ハリソン(「レジェンド・オブ・フォール(原作)」)
- ビバリーヒルズ・コップ2
- 脚本:ラリー・ファーガソン(「ハイランダー」「レッド・オクトーバーを追え!」)
- トップガン
- ジム・キャッシュ(「摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に」)