プロポーズ

レニー・ゼルウィガーが絶品。ラストは大失敗。
プロポーズ [DVD]
クリス・オドネルレニー・ゼルウィガー主演のラブコメ
ジミー(クリス・オドネル)は3年来付き合ってきたアニー(レニー・ゼルウィガー)にプロポーズをするが、独身でいたい気持ちがつい出てしまいプロポーズに失敗。そんなときに祖父が亡くなり、誕生日までに結婚しないと莫大な遺産が相続できないと遺言される。期限は明日の夕方。再度プロポーズを申し込むが受け入れられず彼女はバカンスに出かけてしまう。困ったジミーは昔の彼女に片っ端から結婚を申し込みはじめる。昔とは変わってしまった彼女たちと出会ううちに、本当に愛しているのはだれなのか気づき始める・・・。

独身男の結婚に対する恐れや期待、既婚男性達の結婚論など多くの結婚にまつわるセリフが聞ける。また最初のプロポーズの舞台となるスターライトでの「伝説のプロポーズ」のシーンやまた過去に付き合った彼女たちを次々と口説いていく場面が面白い。

ただ、最後の群集シーンははっきり言って失敗だと思う。風呂敷を広げすぎたためにラストでたたみきれていない。見た目のインパクトが大きいので予告編を見て期待した人は多いと思うが、作品としてはやりすぎである(集めるにしてももっと少人数にすべきだった)せっかく積み上げたドラマが台無しになっている。

レニー・ゼルウィガーははじめてみたが、ものすごくうまい。特にスターライトの場面など名人芸を見ているようで何度も見たくなるシーンになっている。見ていてデビューした頃の桃井かおりを思い出した。

PS.マライヤ・キャリーとブルック・シールズが出演しているようだがどこで出てたのか分からなかった。