【総括】ダーティハリーシリーズ

このシリーズを総括すると1作目はドン・シーゲルの「社会派ドラマ」(傑作)2作目はテッドポストの「右翼アクション映画」(悪くない)3作目は新人監督の「正月アクション映画」(まあこれはこれで)4作目がイーストウッドの「私物化映画」(これは最低)5作目がイーストウッドお抱え監督の「ワーナーオレに仕事させろ映画」(作らないほうがよい)という流れになる。
ただ、このシリーズが後の刑事物に与えた影響は大きく、特に「リーサル・ウエッポン」「ダイハード」ジェリーブラッカイマーの一連の作品などにその類似を見る事ができる。ダーティハリーはシリーズ化としての道筋を作ったとも言える。

ついでに「エイリアン」「猿の惑星」「ビバリーヒルズコップ」なども含めて共通するのは、シリーズは3作までという鉄則である。
従ってインディジョーンズ4は止めたほうがいいと思う。