ワールド・ウォー Z(2013)/★★★★★

イデアが秀逸。それ程期待しなければ十分楽しめる。
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意外と評判が悪かったので、それ程期待せずに見たせいか、逆に面白かった。
はっきりとパートが分かれているのが特徴で、007映画にも似ている。
やはり終盤が弱いのが弱点だが、それでも「アイ・アム・レジェンド」に比べれば雲泥の差。
プロデューサーも兼ねたブラッド・ピットがほとんど出すっぱりでがんばっているのも好印象。


イスラエルの場面だけでも見る価値は十分にあり。
ゾンビとバンデミックものを絡めたアイデアもいいし、解決策(解決してないけど)もなるほどと思わせるものがある。
全体的に人物描写が薄く感じるのは、アクションに力を入れすぎたためで、韓国パートはもっと短くていいし、逆にイスラエルパートは短すぎて訳がわからない。
終盤の「だるまさんがころんだ」は確かに面白いけど、ラストの駆け足を見ると、本当にあのシーンは必要だったのか聞きたくなる。


この終わり方であれば、続編も作れそうなので、ぜひとも作ってほしい。
ちなみに、字幕では話が上手く理解できず、途中から吹替えに切り替えて見直してしまいました。