プレデター／★★★★

よく出来ている

シュワルツェネッガーとカール・ウェザースを使った戦争物と思わせていつの間にかＳＦに持って行く展開が良い。脚本のジェームズ・Ｅ（Ｃ）・トーマス兄弟は「エグゼクティブ・デシジョン」「ワイルド・ワイルド・ウエスト」「ミッション・トゥ・マーズ」を書いており、アクション路線一筋の人たちのようだ。

シュワがやられるように見えないという評もあるが、私は結構楽しめた。姿を隠す事ができるプレデターに対して泥を塗って姿を消すという目には目を的な対抗策も面白いし、圧倒的な火気が役に立たず、自然を使ってやっつけるという図式も楽しい。そう考えると観客の読みを外す事を狙った作品である事がわかる。
エイリアンとも共通性が多くある種閉塞された環境で怪物と戦う設定はそのまま本作にも通じる。怪物同士が戦うのは必然だったか。

ちなにみDVDは画質が悪く吹き替えもない。これはアルティメットエディションを買えということか？