異人たちとの夏(1988)/★★★★★

異人たちとの夏 [DVD]
観ると100%泣かされるので、「今回も泣けるのかテスト」も兼ねて必ず観てしまいます。
はい、今回も泣きました。
ただ泣きポイントが少し変わって、いつものスキヤキ屋ではなく、その前の最初に母親に出会う場面とか、本当に自分の親であることを知る場面とはか、花札をする場面などでつつーと涙が。

「新橋の場面はいらないけど、物語上異界に入るきっかけとして何かは必要だった」とか「自分の母親が妙に色っぽくてドキドキする気持ちがわかるようになった」とか「以前は違和感のあった名取裕子が実はとても大事」とか「やはり永島敏行は下手」とか観ると色々発見があっておもしろいです。
大林作品なのでどこかウソくささが付きまとうのが難ですが、オールタイムベストの1本であることを今回も実感しました。